耳鼻咽喉科には、耳専門と鼻専門があるみたい
先日、学生時代の先輩と話す機会がありました。
一年に一度ぐらいは会うのですがほとんど仕事のことについて話すことはありません。
しかし今回先輩がポロリと一言
「仕事は楽しいけど、有休も振替休日もとれないよ~」と。
以前聞いていた話で、眼科に医療器械を販売する営業をしていたのは知っていました。
「現在もその仕事ですか」と尋ねると、今は部門が移動となって
「耳のインプラントの道具を病院などに営業しているよ」と。
歯の治療のインプラントは知っていたのですが耳のインプラントがあるなんて初めて知りました。
先輩は素人に詳しく説明してもわからないと思ったのか、簡単にしか説明をしてくれなかったので自分で調べてみました。
歯のインプラントとは
歯の抜けた顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療方式。
耳の後ろの頭蓋骨に、音声を伝える振動端子を手術によって埋め込みます。振動端子に接続したサウンドプロセッサが音声をデジタル処理して振動に変換し、頭蓋骨の骨伝導を利用して側頭骨から内耳(蝸牛)へ振動を伝えます。このとき、外耳や中耳を介することはありません。
この治療の対象となるのは、中耳炎の手術で聴力が戻らない方、外耳道が閉鎖して補聴器が使えない方です。
補聴器は取り付けているのが見てわかりますが、骨導インプラントは埋め込むため外部から見えません。
歯のインプラントは老化にともない治療する人が増えてきます。
しかし、耳のインプラントは老化にともなって増えるのではなく、中耳炎の手術で聴力が戻らない方、外耳道が閉鎖して補聴器が使えない方が治療の対象となっているのであまり知られていないのだと思いました。
耳鼻咽喉科も専門分野がある
その他、この先輩から耳鼻咽喉科といっても、耳の治療が専門の先生、鼻の治療が専門の先生がいるから、症状に合わせて行った方がいいと、教えてもらいました。
まとめ
確かにネットで調べてみると耳クリニックや鼻クリニックと名乗っている医療機関があるので、鼻炎なら鼻クリニック、耳鳴りなら耳クリニックに行くのがいいでしょう。
残念ながら私の近くの医療機関はすべて耳鼻咽喉科となっており、何が最も得意かは分かりませんでした。
診察に行く前に、「鼻が専門ですか、耳が専門ですか」と聞ければいいですがなかなか聞きにくいですね。