公道を走れない電動自転車
毎朝、30分ぐらい散歩するのですが、最近2人乗りの自転車でまったくペダルを漕がずにスイスイと走る自転車を見かけました。それって公道を走れるの?
そもそも初めてペダルを漕がなくてもいい電動自転車を見たのは、10年ぐらい前に中国留学していた時が最初です。
日本では見たことの無い乗り物だったので、中国はすごい進んでいるなぁと思いました。
数年前に電動自転車の購入を検討した時、中国で見たあの自転車が欲しくて、売っていないかと探していました。
通信販売では売っていたのですが、日本の道路交通法で、自転車としては公道を走ることが出来ないと知ったのであきらめました。
結局、普通の電動アシスト自転車を購入しました。
日本の電動自転車(電動アシスト自転車)
電動アシスト自転車と言われるように、自転車を漕ぐのを電動で補助するという意味です。
自分の漕ぐ力を、1とした時に最大2の力で補助してくれます。(自分の漕いだ力の2倍の力で補助します)
速度によって補助する力が変わります。
- 時速10km以下(電動アシスト比率 1:2)
- 時速10km~24km(電動アシスト比率が下がります)
- 時速24km以上(電動アシストは0になります)
簡単に説明すると、上りにたくさんアシストしてくれて、下りはほとんどアシストが無いということです。
電動アシスト自転車のメーカーは何社かありますが、アシスト比率が 1:2以上のものが何種類か販売され問題になったようです。
購入する時は、気を付けましょう。
中国の電動自転車
時速20km以下などの条件を満たせば、100%電動の自転車が走れるみたいです。
100%の電動自転車はどうすれば日本の公道を走れるのか。
原付と同じ扱いになるため
- ヘッドライト
- ウィンカー
- ブレーキランプ
- ヘルメット
- ナンバープレート登録、表示
- 自賠責保険
など必要になります。
たとえ100%の電動自転車を安く購入できても、その他でお金がかかり、メリットがすくないようです。また、中国製などが多く、結構故障しやすく、大変そうです。
まとめ
公道でなければ乗れるということで、現在も通販サイトで(4万円くらいから)普通に売られています。
冒頭で話していた100%電動自転車に乗っていた人は、すれ違いざまに聞こえてくる言葉からして、東南アジア系の人でした。
恐らく、母国で乗っていてとても便利に感じていて日本の通信販売でも売っているので、乗れるものだとして購入して乗っているのでしょう。
おまわりさん、事故になる前に見つけて取り締まってください。
個人的には、法律を改正して、中国と同じように時速20km以下であれば100%の電気自転車が乗れるようになればいいのになぁと思います。