薬局で買えるダイエット漢方薬3点 どれを選べばいいの!
ダイエット漢方薬でよく耳にする「ナイシトール」があります。
これは小林製薬の製品名で、漢方薬では、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)といいます。
肥満症の人にはこれが効果がある人が、多いようです。
その他にも、肥満症が改善される漢方薬があるので紹介したいと思います。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
適す人
- 体力が充実している
- 腹部に皮下脂肪が多い
- 便秘がちなものの高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ
不向きとされる人
- 体の虚弱な人
- 胃腸が弱く下痢しやすい人
- 発汗傾向が強い人
このような人は激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい。
そのため下剤、便秘薬との併用は避けることされている。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
適す人
- 体力中等度以下
- 疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節痛、むくみ、多汗症
- 筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり
大柴胡湯(だいさいことう)
適す人
- 体力が充実している
- わき腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、便秘の傾向がある
- 高血圧や肥満をともなう肩こりや頭痛、便秘
- 胃炎、便秘、神経症、肥満症
不向きとされる人
- 体の強弱な人
- 胃腸が弱く下痢しやすい人は、激しい腹痛を伴う下痢等の症状が出る。
まとめ
適す人、不向きな人を比べるとなるほどと思うことがある。
基本的に肥満症の人で虚弱な人は、少ないことがわかる。
防風通聖散と大柴胡湯の適応がよく似ていてどちらを選ぶのが、迷うとこだが、大きな違いは、みぞおちのところを押して、痛みがあれば、大柴胡湯が適している。
名前にもなっている、柴胡が神経痛や、ストレスの痛みを和らげる効果があるため。
いずれにしても、薬局やドラッグストアーで購入するときに、自分が、どのような症状なのかを把握し、薬剤師や登録販売者に相談して購入しましょう。